呼吸器内科|おおつか内科クリニック|京都市伏見区京阪淀駅近く|気管支喘息 長引くせきなど

京阪淀駅 徒歩3分
TEL:075-631-3456

呼吸器内科

呼吸器内科とは

風邪をこじらせると、咳が止まらなくなったり、喉の痛みが続いたり、呼吸が苦しい状態が長引くなど、様々な症状が現れます。また、軽い運動を行っただけなのに息切れしたり、ひどい場合には安静にしていても息が苦しくなることがあります。

呼吸器内科は、こうした様々な症状が出たときに、必要な検査と治療を行う専門診療科です。主に気管や気管支、肺、横隔膜などに生じる疾患が中心ですが、上気道(鼻から喉頭までの各器官)も肺などと連動していますので、これらに異常が生じた場合もお気軽にご相談ください。また当院では禁煙外来にも対応していますので禁煙をお考えの方はご相談ください。

このような症状の方はお早めにご相談を

  • 咳や痰が続いている
  • 熱がある
  • くしゃみ、鼻水、鼻づまりが続いている
  • 血痰が出た
  • 喉が痛い
  • 息切れがする
  • 呼吸が苦しい
  • 喉から「ヒューヒュー、ゼーゼー」という音がする
  • 胸部の異常な陰影を指摘された
  • タバコが止められない
  • いびきを指摘されたことがある など

主な呼吸器の疾患

風邪(かぜ) インフルエンザ 咽頭炎・扁桃炎 気管支炎 気管支拡張症 肺炎 気管支ぜんそく 慢性閉塞性肺疾患(COPD) 肺結核 肺気腫 アレルギー性鼻炎(花粉症) 肺がん 睡眠時無呼吸症候群 など

気管支ぜんそく

空気の通り道である気道に炎症が起こり、さまざまな刺激に反応して気管支が発作的に収縮する疾患です。呼吸時に「ゼーゼー」、「ヒューヒュー」という音が生じる場合、この疾患の可能性があります。このほか、咳や痰が続く、せき込む、軽い運動でも息苦しい、などの症状も見られます。

気管支ぜんそくの治療にあたっては、発作を起こさないようにする薬と、発作が起きたときに用いる薬を併用します。発作を防ぐための薬としては、吸入ステロイド薬、効果が持続するタイプの気管支拡張薬、ロイコトリエン受容体拮抗薬などがあります。一方、発作を鎮めるための薬には、即効タイプの気管支拡張薬、経口ステロイド薬があります。これらの薬剤を症状に応じて選択します。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

気管支や肺に慢性的な障害が起こり、呼吸がしにくくなる病気です。タバコの煙などの有害物質を長年にわたって吸入し続けた場合、この疾患にかかるリスクが非常に高まります。気管支の内側が腫れた状態が続くため、呼吸しにくくなり、咳や痰が出るようになります。さらに悪化すると、咳が止まらなくなったり、息苦しさが続いたりします。
治療にあたっては、まず禁煙することが大前提となります。さらに、吸入剤を用いて気道を広げ、呼吸困難を軽減します。この他、無理のない範囲で運動療法を行ったり、血液中の酸素不足を補うための在宅酸素療法も行うこともあります。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時に呼吸停止、低呼吸を起こす病気です。就寝中に呼吸が止まり、十分な睡眠が得られなくなるため、起床時に頭痛を感じたり、日中に眠気を催すなど、生活に支障がでます。さらに、交通事故や高血圧、糖尿病、心疾患、脳卒中などのリスクが高まりますので、放置するのは危険です。

具体的な治療にあたっては、まず生活習慣を改善する必要があります。肥満の方は、食事の量を減らし、適度な運動を心がけることによって適正体重に近づけます。タバコは止め、お酒はほどほどにします。特に就寝前の飲酒は気道を閉塞させますので注意してください。

その上で、主に経鼻的持続陽圧呼吸法(通称シーパップ)によって無呼吸状態を改善させます。睡眠時に専用の鼻マスクを装着し、ある一定の圧力をかけた空気を肺に送り込めるようにするのです。幅広い患者様にとって効果的な治療法であり、朝もすっきりと目覚め、昼間の眠気も軽くなります。

症状が軽い患者様の場合、マウスピースが用いられることもあります。適応症は限られますが、気道が広がり、いびきの緩和や睡眠時の呼吸改善が期待できます。

当クリニックでは睡眠時無呼吸症候群かどうかを調べるために携帯用睡眠時無呼吸検査装置が可能です。自宅で検査可能な極めて侵襲度の低い検査です。治療が必要と判断された方には経鼻的持続陽圧呼吸法の導入、管理も行います。

長引くせき

風邪をひいたときなど、咳が出ることもありますが、通常は長くても2~3週間ほどで収まります。この期間を過ぎても咳の症状が出る場合は注意が必要です。

長引く咳の症状が見られる場合、喘息・咳喘息、アトピー咳嗽、胃食道逆流症、副鼻腔気管支症候群、閉塞性肺疾患、百日咳、マイコプラズマ、結核等による感染症など様々な病気が原因となりえます。これらを適切に鑑別し、確実な治療を選択することが重要です。

当クリニックでは、詳しい問診を行ったうえで、命を脅かしかねない病気(肺炎、肺がん、結核など)でないことを確認するため胸のレントゲン撮影をとらせていただくことがあります。レントゲンに問題なければ、問診や身体学的所見(肺機能検査、採血、痰の検査をおこなうこともあります)などから疑われる疾患を絞り込みます。そして、疑われる疾患に効果のある薬を実際に処方し、その効果を確かめます。長引く咳でお悩みの方は、お早めに受診することをお勧めいたします。

禁煙外来

禁煙外来は、喫煙習慣を今すぐにでも止めたいと考えている喫煙者の方が対象になります。治療は、一定の要件を満たしていると健康保険が適応されます。喫煙は肺がん、喉頭がん、食道がんなどの悪性腫瘍、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、閉塞性肺疾患を代表とする呼吸器疾患など様々な疾患の発症リスクを高めることが明らかになっています。当クリニックでは積極的に禁煙治療をお勧めしております。医師のみならずスタッフ全員で禁煙サポートをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

健康保険が適用される禁煙治療
  • ニコチン依存症を診断するテスト(TDS:Tobacco Dependence Screener)で5点以上
  • 35歳以上の方でブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上(例えば、25歳から1日15本喫煙している45歳の人なら、15(本)×20(年)=300であり、対象となります)
  • すぐに禁煙したいと考えている
  • 医師から受けた禁煙治療の説明に同意し、説明内容に納得されたら、文書で同意する ※過去に健康保険等で禁煙治療を受けたことのある方の場合、前回の治療の初回診察日から1年が経過しないうちは「自由診療」となります。
200種類以上の有害物質が煙に含まれる

タバコの煙の中には、約200種類以上の有害物質が含まれるとされ、そのうち約50種類の物質に発がん性があるといわれています。そのため、タバコが原因と考えられるがんは、肺がんや喉頭がんのほかにも、食道がん、胃がん、膀胱がん、肝臓がんなど様々あります。また、がん以外にも動脈硬化や心筋梗塞などの循環器疾患、肺炎やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)等の呼吸器疾患、脳出血や脳梗塞といった脳疾患などの原因にもなることもあります。

このようなリスクを避けるに、速やかに禁煙治療を受ける必要があります。しかしタバコにはニコチンの作用がもたらす脳や身体への快感による身体的依存だけでなく、心理的依存も重なっていることが多いため、禁煙を実践することは簡単ではありません。つまり禁煙が困難なのは、ニコチンのもつ強い依存性が原因で、これは一種の薬物依存の状態にあります。それゆえニコチン依存症は治療が必要な病気と言えるのです。

治療に関して

禁煙治療は、患者様のこれまでの喫煙歴などをお聞きし、医師が総合的に判断したうえで、禁煙補助薬を処方します。主な処方薬は以下の通りです。なお処方後は経過観察のためにご来院いただき、生活指導を含めたアドバイスも適宜行ってまいります。

ニコチンを含まない禁煙補助薬
チャンピックス(飲み薬)
主成分はバレニクリン酒石酸塩です。「ニコチン切れ症状」(イライラ感や焦燥感など)を軽減させ、タバコをおいしく感じにくくする効果が期待できます。 禁煙開始予定日の1週間前から服用(1日2回食後にコップ1杯程度の水またはぬるま湯で服用)し始めます。飲み始めの1週間はタバコを吸いながら服用、8日目から禁煙(タバコを自然に吸わなくなっていたら8日目を待たず、早めに禁煙に入るケースもあります)を始めます。服用期間は通常12週間です。途中で服用をやめたりせず、医師の指示どおりに服用を続けてください。 副作用については、吐き気、不眠症、頭痛などが報告されています。
ニコチンを補給する禁煙補助薬
ニコチンパッチ(貼り薬)
ニコチンを含んだ貼り薬になりますが、医師に処方してもらうタイプと薬局などで購入するタイプがあります。1日1回、上腕や腹部、腰背部などに貼ります。かぶれ予防として毎日違う場所に貼るようにしてください。 パッチによりニコチンは皮膚からゆっくりと吸収されます。タバコにはニコチン以外にも一酸化炭素などの有害物質が200種類以上も含まれますが、ニコチンパッチにはニコチンの成分のみなので、タバコと比べると安全です。 なお一度に2枚以上は使用しないでください。また貼った状態で、ニコチンガムの使用や喫煙は、吐き気、めまい、腹痛などの症状が生じることがあります。
ニコチンガム
ガムにニコチンが含まれており、薬局・薬店で購入できます。これを噛むと、ガムに含まれたニコチンが口の粘膜を通して血液中に吸収され、禁断症状が緩和されます。1回の使用量は必ず1個とし、徐々に減らしていきます。なおニコチンガムは医薬品ですので、噛み方は普通のガムとは異なります。正しく使わないと効果が現れないばかりか、逆に副作用を招く可能性もありますので、使用上の注意事項はきちんと守るようにしてください。 副作用については、喉などの痛みや刺激感、吐き気や胸やけ、頭痛やめまいなどが報告されています。